ライン

プログラム作成支援

ライン

100年に1度の不況前の風潮

顧客から要求されるシステムやソフトウェアが複雑化し、その納期も短縮化の一途をたどる中、技術者が従来の社内分業にとどまらず、関連ソフトウェアハウスや海外オフシェア拠点にまで拡大していました。社外のリソースを活用することによって、開発要員の確保ができ、納期の短縮やコスト削減も期待できました。
  しかし問題点として、デザイナーとSE/プログラマなどによるコミュニケーション不足・ヒューマンエラー、個人情報の漏洩によるセキュリティ、データの同期の問題など対応が指摘されていました。従って、共同開発の要点は、分離開発環境の構築のための情報共有基盤の確立にあり、柔軟に対応できる開発プラットフォームが必要性をもとめられていました。
  その解決をする「構成・変更管理ツール」が分離開発に必要になりプロジェクトの成功を左右する条件になっていました。

経営者から見たプログラム開発の問題点

@開発コストの割合の人件費が大半をしめる。
Aクライアントより要求の追加・変更がされコスト割れをしてしまう。
B技術者の時間をストックすることはできない。
C中心的になる技術者が不足している。
D外注先の技術者との能力の差がある。
E技術者のスキルにより開発スケジュール・開発成果の差が現れる。

開発者から見たプログラム開発の問題点

@簡単に変更と言われるが、フィールドの文字数など変更するのが大変。
A入力画面の開発工数が多くて間に合わない。
B緊急で入力画面変更の指示をされたが以前入力画面を担当したSEが休みでソースの内容がよく分からず手をつけられない。
Cこんな複雑な入力画面を明日までにユーザに見てもらわなくてはならない。
D入力画面作成ができるSE/プログラマがいま空いていない。

開発を行うにあたりWebエントリ入力画面開発とプログラム開発の複雑さおよび連携・効率の悪さが指摘されています。
また、入力画面開発とプログラム開発の構成・変更ツールの必用性をも指摘されています。

『FormChorus for Ajax WEBアプリケーション開発支援ツール』はそのような問題点を解決します。

FormChorus for Ajaxの特徴

開発の分散処理

「FormChorus for Ajax」は、WEBアプリケーションの作成工程を下記3パートに分けることで、開発の分散処理を可能とします。 また、開発手法としてAjaxを採用することで言語を選ばないプログラム作成と画面遷移を必要としないWEBアプリケーションが構築できます。

@WEB画面のデザイン:html,CSS等も用いての画面作成
AWEB画面の動作制御:JavaScriptを用いての画面制御とイベントの実行
Bデータベース連携:ASP.NET、JSP、PHP等を用いてデータベースへの登録・削除や検索結果データの抽出、動的なテーブル描画

サンプル

JavaScriptの自動作成

「FormChorus for Ajax」は、標準で複数のJavaScript関数を提供しています。これらの関数の実行や、画面の制御には.xls形式の定義ファイル を記入するだけで、プログラミングレスでJavaScriptファイルが作成できます。
自動作成されたJavaScriptファイルでは、画面の制御(※1)、入力チェック、ファンクション実行およびテーブル定義(※2)が可能です。
※1:tabindex,width,height,maxlengce,value,readonly,ime-mode,algin,checked,disabled,targetの定義が可能です。 ※2:標準形式のテーブルを使用される場合は行追加、編集、削除、改ページ等の機能が自動的に装備されます。

サンプル

データベース連携が容易

「FormChorus for Ajax」では、マップデータと呼ばれる「データベースのフィールド名」「HTMLエレメントID」を一対とするデータ構造を 番号で管理しています。このマップデータの番号を指定することで、プログラムを実行するための引数、戻値、SQL文が簡単に取得できます。 また、エレメントの追加やデータベース変更が発生しても、マップデータを修正することで対応が可能となり、プログラムを修正する必要がありません。

サンプル

『FormChorus for Ajax WEBアプリケーション開発支援ツール』開発コストの削減と開発期間の短縮を実現できます。

販売管理システムを実際に開発しての結果報告です。

サンプル画像

■当社では販売管理システムを、テストケースとして今回ご提案をさせていただきました開発手法(Excelシートよりコンバート・各種ツール使用)により作成いたしましたので、開発時のご報告をさせていただきます。

■開発期間:1ヶ月半(1名により)
■開発状況:画面の仕様変更による、3回の修正がありました。

結果

@Excelシートよりコンバートをかけ各種ツールを使用してコーディングした部分は約70%でした。
Aトランザクション処理など残り、約30%が手組みの処理で行いました。
B手組み処理の30%のうち、80%がコーディング時に作成したものが、再利用が可能でした。
Cエラー発生の要因としては、DBのフィールド名・画面ID名の入力時のヒューマンエラーが大半をしめ、プログラムでのエラー発生はありませんでした。
販売管理システムの詳しい内容はこちらでご覧いただけます。

design テンプレート